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家を建てる際の打ち合わせでのポイント

家を建てる際の打ち合わせでのポイント

住まいを建てる際には、さまざまな業者と打ち合わせをすることになります。
そのときに誰と、いつ、どのような点を話すのか、きちんと知っておけば、いざ住まいを建てたいと思うときに慌てません。
ここでは、家を建てるまでのおよその流れをご紹介します。

打ち合わせで行うべきことを知っておこう

自分の住まいを建てるとは言え、実際に作業をするのはさまざまな業者です。
その業者に顧客としての要望を伝え、逆に業者からの意見や予算に応じられる範囲などを答えてもらい、意見のすり合わせを行います。それが住まいを建てる際の打ち合わせになります。

・いつ? 何度?
基本的に、打ち合わせは複数回行います。
とくに注文住宅の場合は決めるべきことが多く、作業の進捗状況によって決めることも変わりますから、1回で済むことはありません。
具体的なタイミングや回数は業者によって異なり、打ち合わせの進み具合によっても変わりますが、設計前から施工する前、さらには建築中にも行い、最終的に引き渡すときにも行います。

・誰と?
すべての打ち合わせを通じて1人だけということはなく、打ち合わせの内容によって相手が変わってきます。
たとえば工務店やハウスメーカーに仕事を頼むなら営業担当者が多いでしょうが、打ち合わせしだいでは建築士、ということもあります。
個人工務店の場合は設計担当者や現場の担当者など、打ち合わせの内容に応じてその都度相手が変わります。

打ち合わせで気をつけておきたいポイントとは

打ち合わせでは様々な決定を行います。
なんとなく済ませるのではなく、ポイントを押さえてしっかり打ち合わせましょう。

・1回の打ち合わせにきちんと時間をかける
住まいを建てている最中も、当然ですが仕事があり、忙しい日常生活があります。
打ち合わせにあまり時間をかけたくないという人は多いと思いますが、一つひとつの打ち合わせはじっくりと、時間をかけて行いましょう。
時間がないと細かいところまで詰められない可能性がありますし、大事なことを話し忘れるかもしれません。
お互いに打ち合わせに時間を割いているのですから、真摯に向き合ってこそより良い話ができます。打ち合わせの時間は余裕を持って決めましょう。

・業者の話をじっくり聞く
打ち合わせで大事なのは、住まいを建てる顧客が自分の要望を伝えることです。
いい住まいを造るには自分の意見を業者に理解してもらうことが必須と言えます。
ただ、一方的に意見を言うのではなく、業者の話を聞くことも重要です。逆に、まずは業者の話を聞いて得意分野やこだわる点を教えてもらいましょう。
そういう話を聞いてみることで馬が合うかどうか、仕事を任せてもいいかという点が見えてきます。

・住まいのイメージを共有する
一度建てた住まいは簡単に修正できません。そのため、顧客としては作業を行う業者に自分と同じイメージを共有してもらうことが必須となります。
お互いに抱くイメージが違うと完成した際に話が違う、と思うことになってしまうのです。
イメージを共有するには、既存の住まいの写真を見せる、イラストに起こしてみるなど、視覚的にわかりやすくするといいでしょう。

・自分の要望に対する反論を聞いておく
自分がこういう住まいにしたい、という要望を出すことは打ち合わせの基本ですが、あえてその要望に対する反論を聞いてみましょう。
反対されるのは面白くないかもしれませんが、予算の都合や実際に建てた際の不具合など、専門家ならではの意見があるかもしれません。逆に、そうした意見を取り入れてより良い住まいができるので、これは大切なポイントになります。

まとめ

住まいができるまでには、多くの人と関わり、その人たちに協力をあおぐこととなります。
打ち合わせとはその協力を取り付け、理想の住まいを建てるための相談をできる重要な時間です。住まいを建てる際は何かと忙しいものですが、大事な住まいと今後の生活のため、打ち合わせはきちんと行い、業者との信頼関係を築くようにしましょう。

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