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工務店での契約時のポイント

工務店での契約時のポイント

工務店で住まいを買う場合、工事に関する契約を工務店と結ぶことになります。
多額のお金にも関係することなので、契約はとても重要です。契約を交わす際は、どういう点に注意すべきなのか、どんな書類が必要なのかを予め確認しておきましょう。

住まいを建てることに関して業者とともに合意する重要な契約

どんな住まいを建てる場合でも、工務店などの業者にお願いする場合は工事請負契約を結ぶことが必須となります。
この契約は、依頼主と業者の双方が住まいを建てることに合意する大切なものであり、これがないとどんな業者でも作業を始めることはできません。何百万、何千万円ものお金を支払うことになる契約ですから、きちんと納得したうえで契約を結ぶようにしましょう。
ちなみに、工務店で工事請負契約を結ぶ際は、仮契約から図面の作成、見積書の作成、設計変更などを経て見積書を正式に作成、すべて合意すれば本契約という流れになります。状況しだいでもっと早く済むことも考えられますが、本契約まである程度の時間がかかることは覚えておきましょう。

工事請負契約書で見るべきポイントとは

契約書は、ただハンコを押せばいいというものではありません。多額の費用を投じる契約だけに、一つひとつの内容をきちんと確かめましょう。とくにしっかりと確かめておきたいのは以下のポイントです。
・注文者と工事請負者
ごく当たり前のことですが、責任者を明確にするために確認は必須です。
・工事管理者
現場で監督を行う重要な人です。しかし、業者によってはここを曖昧にするケースが少なくありませんので、契約前に確かめておきましょう。
・建設工事場所
どこで工事を行うか、これも明確に記述されている必要があります。
・工事請負代金
代金が取り決められたものと同様かどうか、見積書も添付してもらうと確実でしょう。
・着工日や完成日、工期など
どうせ変わるからと曖昧な表記にされては困ります。着工日と完成日は明記してもらいましょう。
・引き渡し日
こちらに引き渡してもらえる日もしっかりと記してもらうことが重要です。

契約に関する書類の種類と内容を知っておこう

工事請負契約の書類は業者側がそろえるものです。そのため、自分が忘れるという心配はありませんが、どういう書類があるのか、どういう役割があるのかは知っておきましょう。
主に必要とされるのは、以下の4種類です。
・工事請負契約書
上記で挙げた注文者や金額、工期などを記した契約書です。内容に間違いがなければ印紙を貼って署名、捺印をします。
・工事請負契約約款
工事中のルールを明記したもので、契約書には載せきれない細かな点まで記載されています。すべてを把握するのは難しいかもしれませんが、きちんと目を通すことは大事です。
・工事費用内訳明細書
いわゆる見積書です。工事項目や各項目における寸法や単価などが細かく記載されています。いい加減な表記をしていては、あとでトラブルの元となるので注意しましょう。
・設計図書
建築図面がどのくらいの枚数になるかは、業者や建築する物件によって変わります。ただ、10枚くらいはあると考え、1枚ずつきちんと確認するようにしましょう。

まとめ

工事に関する契約は多くの人にとって初めてのことであり、専門的な要素も多いので不安に思うこともあるでしょう。オウルの家では住まいの契約に関して丁寧に、わかりやすい説明を心掛けておりますので、わからないことがあれば何でもご質問ください。

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