住まいを建てる際、どこに施工をお願いするかは大事な問題です。
中でも悩むことが多いのは、工務店とハウスメーカーのどちらがいいかという点ではないでしょうか。それぞれにメリット・デメリットがあるため、価格や品質など、さまざまな観点から両者を比較してみましょう。
価格:同じレベルの住まいなら工務店のほうが安い傾向にある
ハウスメーカーと工務店を比較すると、一般的には、全国展開する規模の大きな企業がハウスメーカーであり、工務店は地元に密着している企業というイメージがあります。
となると、価格の面では全国展開しているハウスメーカーのほうが安くなると考えがちですが、実はそうではありません。一概には言い切れないですが、同じレベルの住まいで価格を比較すると、工務店のほうが安く済む傾向があります。
その最たる理由は、ハウスメーカーの宣伝費です。全国展開するぶん広告にお金をかけ、さらには展示場の維持費や営業マンの人件費など、さまざまな費用が住まいの価格に反映されます。工務店はそうした費用が安く済むので、ハウスメーカーより住まいの価格が安くなるのです。
技術力:地元で評判の高い工務店があれば狙い目
ハウスメーカーの場合、自前で職人を雇うことはほとんどなく、現場の作業は地元の工務店にお願いすることが通例です。
では工務店はというと、腕前の差は企業によって幅があり、工務店だから必ずしも安心とは言えません。
ただ、地元で数十年と続いていたり、評判の高い工務店であれば安心ですし、ハウスメーカーに依頼するとしてもその長く続いている工務店へ作業をお願いするならこれも安心でしょう。どちらにお願いするとしても、地元の工務店の評判を確かめておくことは必要だと言えそうです。
品質:均一化ならハウスメーカーだが1点のこだわりなら工務店
ハウスメーカーは作業の効率化という観点から、均等化された建材、部材を用いる傾向があります。大手企業のブランドを冠することもあり、質の高さについてはあまり心配ないでしょう。
逆に、工務店の場合は企業によって差があり、どこも質が高いとは言い切れません。ただ、企業によっては顧客の声をよく聞き、その要望にあわせた最適な建材をそろえるなど、きめ細やかな対応を取るところはあります。ある程度安定した質を求めるならハウスメーカーを、一つの建材までこだわりたいなら工務店を、と考えるとよいでしょう。
工期:建材を大量生産して作業も効率化するハウスメーカーが有利
工期の短さに関しては、大抵の場合、ハウスメーカーに軍配が上がります。その理由は作業の効率化です。ハウスメーカーは複数の住まいで利用できる建材を大量生産し、現場で一気に組み立てるという工法が多々見られます。工務店なら半年から1年はかかるというところをハウスメーカーなら3か月前後で完成という例も少なくはなく、早さに関してはハウスメーカーのほうが断然有利でしょう。もしどうしても急いで住まいを建てたいという事情があるのなら、ハウスメーカーで相談をするほうが確実です。
オウルの家は新潟の地で120年以上の長きにわたり、多くの人に愛されている住まいを1棟ずつ丁寧に建ててきました。これからも多くの人の要望を聞き、その人の家族が安心して楽しく暮らせる住まいを手掛けてまいりますので、新潟で住まいを建てたいという人はぜひ当社におまかせください。