「家づくりで最も大事なこと」
この「最も」という言葉を付けたのには理由があります。もちろん家の性能や、信頼できる会社(担当者)を見つけることも大切ですが、新築住宅を建築する際に、私が何より大事に思うのは「自分自身で考える家づくり」です。
私がこれまで見てきた、たくさんのお客様に対して不思議に思うことがあります。
それは、同じ年収で、同じ借り入れの方でも「本当に家を建てて良かった」という人もいれば、「あー。。ちょっと早まったな」という人もいるということです。
借入額や建築時期に正解というのはないでしょう。30歳で建築する人もいれば、40歳で建築する人もいます。
人それぞれです。正解はありません。
では、新築住宅の建築には正解が無いにも関わらず、成功したと感じる人と、失敗したと感じる人がいる。
その違いは何か?
それは、家づくりを始める前にする「覚悟」のような気がします。
覚悟が出来るまでご家族やご夫婦で考えたか?考えなかったか?
ただそれだけです。
そして家づくり、土地選びに成功された方は、家づくりをする前に、ご家族、ご夫婦でとことん話し合いをしています。
一方、驚くことに失敗したと感じる人は、家づくりをした後にイメージしようとします。だから、家づくりの後にも関わらず、見学会に行きます。土地や新築住宅のチラシを良く見ます。住宅ローンに悩みます。人の家をうらやましがります。
「家は3回建てないと分らない。」よく言われる常識です。ただし、現在の低成長期の時代では、この言葉は、ほぼ具体性がありません。なぜか?
それは給料が20倍、30倍になった時代は過去の話だからです。
とことん話し合う、といってもご夫婦で、ご家族で考えられるために必要なのは、時間ではありません。長くダラダラと考え話し合えば、家族のイメージがわくか?といえば答えは「NO」です。では、何が必要か?というと、自分自身への効果的な質問、問いかけです。そこで今回は、あなたが家づくりをする際に、ご夫婦で、ご家族で、考えることをお手伝いするミラクルクエッションをお届けします。
☆ミラクルクエッション
・そもそも家や土地は、あなたの家族に必要ですか?それとも必要ないですか?
・なぜ必要なのですか?なぜ必要ではないのですか?
・家族の幸せを実現するための手段として家づくりはどのくらい重要ですか?
・家づくりをすることで、何を実現したいですか?何を手に入れたいですか?
・それらを実現するために、いつ家賃を払うことから、自らの不動産へお金を払うようにシフトしますか?
答えはすぐに出てこないかもしれません。しかし、このような質問を頭に入れておいて頂くと、ふとイメージがわいてくることがあります。
オウルの家は、新潟の地で100年以上の長きにわたって多くの方に愛される住まいを提供しています。施工例や特徴を詳しくご紹介している資料のご用意はもちろん、毎週土日には見学会を開催しております。ご興味をお持ちになった方はぜひお問い合わせください。もちろん、ご来店いただいて住まいに関するさまざまなご相談をしていただくことも大歓迎です。