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土地の価格交渉は可能か

土地の価格って誰が決めているのか?

今回は、新築住宅の土地選びでお困りの方に、特に読んでいただきたい内容です。
いったい土地の価格って、誰が決めているのか?
まず土地には周囲の環境や、需要と供給のバランスで作られる「相場」があります。
新潟でも人気のある地域の土地は、「買いたい人」が多いので、当然値段は上がります。
でも、人気のない地域では、「買いたい人」が少ないので、価格は安くなります。
ここまでは経済学に全く興味のない方でも理解できますよね。
では最終的に、その土地の価格は誰が決めているのか?

そうです。「売主」さんです!

売主側の気持ちを知るには

「な~んだ。そんなことは知ってる」
そう、みなさんもご存知のはずです。希望の土地を少しでも安く購入するには、その「売主」さんの
気持ちを知ることが重要なのです。
「そんなこと、売主さんに直接聞いても、答えてくれるわけがない!」
もちろん土地の売買には、駆け引きがあります。ですから、いくら売主さんに聞いたところで、本心で話してくれません。
では、どのようにすれば、売主さんの気持ちを知ることができるのか?
つまり、「その土地を売りたがっている度合い」を探るのです。直接聞きに行くわけではありません。
たとえば、その土地が売り出された理由、時期、売り出されてからの期間、売主が業者なのか個人なのか?
これらを調べていくことで、だいたいの見当がつく場合が多いです。

分譲地などで売主が業者の場合

◎分譲地などで売主が業者の場合◎
新規分譲時は、問い合わせも多く、売主さんは強気です。
「どうしても欲しいなら申し込みを入れてからにしてください!」そう言われることもあるでしょう。
それが売主さんの本心なのです。
でも、売り出しから1年を過ぎてしまい、2年が近くなる頃までには、売主さんの気持ちも「早く売却してしまいたい」
という気持ちに変化しています。
なぜなら、業者さんは、ほとんどの場合、銀行からお金を借り入れて開発をしています。
だから、売れ残りが多いと、次の開発分譲に必要なお金を銀行から新たに借り入れることができないからなのです。
もちろん価格交渉もしやすくなります!

売主が個人の場合

◎売主さんが個人の場合◎
売主さんが個人の場合、そのほとんどは仲介業者さんに依頼をされます。ですから、交渉はその仲介業者さんを
通じて、という形になります。
この場合、仲介業者さんに「なぜその土地を売り出すことになったのか?相続?引っ越し?単なる売却?」
さまざまな事情があるはずです。そこを聞き出せれば、どの程度、売りたいのか、早く売りたいのか?というのが見えてきます。

いずれの場合も、みなさんが直接交渉するのではなく、間にプロに入ってもらい、代わりに交渉してもらうことをお勧めします。



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