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建築条件とは

建築条件の定義

「建築条件」とは、簡単に言うと、「土地と建物のセット販売」です。もしあなたが、そおの土地を大変気に入り、家を建てたいと思ったとします。
本来、土地と建物は別々に購入することができるはずですが、「建築条件」が付いている場合、「その土地に家を建てるなら、その土地を売っている業者さんで家を建てなければならない」というものです。
「えっ!どうして建てないといけないの?」
「もう建てたいと思っている会社があるのに・・・」
そんな声が聞こえてきそうです。

どうして、建築条件を付けるの?
みなさんがそう思われるのも無理はありません。
そんな疑問をこれから解説していきますね。

建築条件を付けるわけ

建築条件が付けられている土地の多くは、新規分譲地です。つまり業者は、莫大なお金をかけて地主さんから土地を買収し、お役所に申請を出して開発をしなければなりません。また、完成して宅地になるまで、半年、いや一年以上かかる場合もあります。そんな苦労してまでやっと、やっとのことで手に入れた土地なので、少しでも多くの利益を取ろうとします。
しかしみなさんもご存知の通り、土地には「相場」がありますよね。だから極端に高い値段を付けてしまうと売れ残ってしまうかもしれません。そこで考えた業者さんは「よし!下請け工務店を雇って新築住宅の建築を始めよう。そうすれば、土地と建物の両方で利益がでて儲かるはず!」そう考えたのです。
このような背景で、「建築条件付」という土地の販売方法が誕生したのです。

建築条件の土地は安い?

結論から言うと、周辺の相場より安い価格設定をさせている場合が多いのが現実です。・・・というのも、土地が売れたら必ず建物も受注できるのですから、業者としては土地を安く見せておいて、建物で多めに利益を取る・・・なんて調整も可能なのです。
どうしてもその土地に住む理由のある方で、建物にそれほどこだわらないという方は「建築条件付」の分譲地でお建てになっても、ご満足されると思います。
しかし、「建物は、ぜひ〇〇工務店、〇〇ホームで建てたい」と思われる方にとっては「建築条件」が付いていることで、希望する会社で建築できないことになってしまいます。これは困りますよね・・・
今後、「建築条件付」の土地に希望の住宅会社で建築できる方法をお伝えしていければと思います。




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